6
SEP
2005

異常気象・異常事態

(当時30歳)

「相次ぐ地震に台風に飛行機事故に、、、」
最近、震度の強い地震が多い。先日の東京での溢れる雨。かと思えば四国では水不足になってしまったり。世界を見ても、ニューオリンズでの台風による歴史上最悪の災害。ニュースから流れるインドネシアでの飛行機墜落事故。イスラエルでのテロの噂が人々を混乱にし、多くの死者が出てしまった事件。

「想像もつかない犯罪が増えて、、、」
親が子供を殺したり、子供が親を殺したり。気まずい人間関係を修復する方法が殺害で、結局何の解決も見出していなくて。世界でも、アメリカによるイラクへの空爆が続いたり。

昨日たまたまテレビでスマスマ見てて、柔道元日本代表山下さんが言ってたことがある。
「最近の「勝ち負けにこだわる」柔道の在り方に警笛を鳴らす。本来柔道が持つ意味は、人とのつながりを大切にする。助け合う。思いやる。ルールを守る。そういうことなんだ」と。

山下さんの言うことに強くうなずく。
勝ち負けにこだわる姿勢は柔道に限らず、社会全体にいえることだと思う。確かに「社会」において、競争は生活を快適にする。ただ生活が快適になるということは、競争に勝ち残ることであり、勝ち残るほど快適度合いは強くなる。利益を競争相手と分け合うことはない。そして敗者は利益を生めずに倒産したり買収されたり降伏したりする。
このような「社会」と「社会」のぶつかりを「人」に置き換えたらどうなってしまうだろう。末恐ろしい。
これは資本主義が生んだ「きしみ」なのかもしれない。
だからといって社会を完全否定するわけでもない。望むのは、社会がもっと人らしくなり、社会的な人がもっと人としての心をもったらいいなと思う。

異常気象が不安を生み、不安が異常事態を生んでしまう地球の、人間の仕組みがあるとしたら、あまりに悲しすぎる。
ぼくたちには「心」がある。

これはぼくからの謝罪と言い訳、そして平和宣言。

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