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人とは違うことをやる、ではなく「意識」する

先日プロカメラマン、イルコさんのセミナーに参加した。その際に集客を考える上でも通用するような印象深いコメントをしていたので紹介。

人とは違うことって?

差別化」がサービスや商品が生き残るためには必要なのは分かる。でも思いつくアイデアはすでに他がやってるしなぁ、と思ったことはないでしょうか?

ぼくは常々そう思っています。

「これはいい!」と思いついたアイデアを周囲に話すと「〇〇っぽいやつだね」挙句には「〇〇にもそれあるね」。
・・・。
だよねーーー、ってなってしまう。

差別化を「意識」する

イルコさんは言う。
「みんなが50mmのレンズを使ってたから、85mm、105mm、135mmを使うようになった」と。

そこで「あれ?」と思ったのです。
ぼくの場合は、一般的に何が使われているのか分からないほど無知だけど、いろんな人の作品を見て、そこで使われているレンズ情報をチェックしていたら、どうやら広角レンズが欲しいことを知り購入し、愛用しています。

結果として、ぼくが好きなレンズはみんなが使うレンズとは違うことを知りました。まずは50mmを使いこなしてから他のレンズを使うのが撮影スキルを学ぶ王道なのだそう。そういった意味ではまるで違うアプローチをしていることになります。

実はこれってすでに「差別化」していたことになります。もちろん影響を受けた作品がある以上、ぼくよりはるかに優れた先人たちがたくさんいる。

人とは違うことをひねり出そうと思い悩むより、自分がすでにやっていることの中に他とは違うことがあるかもしれません。
自分を客観視して、自分のこだわっていることや得意なこと、好きなことに注目します。

それが見つかれば、それはつまり他人とは違うことであって、差別化していることです。他がどうかではなく、そこを強く意識することが何より大切なことであり、強みに繋がります。

今もなお面白いものを探し続けている

イルコさんはこうも言う。
「今も面白そうなものがあったらチェックしている」と。

好奇心があれば、変わらないコアな部分と変わり続ける進化が融合され、結果として差別化された強みになるのでしょうね。

この情報が少しでもお役に立てれば嬉しいです。