制作記事 運用情報徒然なままに自主出版したい熱は消えない

自主出版したい熱は消えない

学生の頃から、物書きや写真を撮るのが好きで、いつか自主出版してみたいと思いながら、映画館では必ず観た作品のパンフレットを購入したり、フリーペーパー冊子を集め続けた20〜30代。紙によって変わる手触りや匂い、大きさやデザインから目に入るいろいろなことが刺激的だ。
個人誌であるほどマニアック度が増しているのも魅力。

紙媒体については詳しくなかったので、用語集を備忘録がてら書き写しておく。
ちなみに、自己出版はほかにも自費出版やZINEとも呼ばれる。最近はZINEで定着しつつあるだろうか。

合い番(あいばん)
デザイナーや印刷所に原稿を渡すときに、写真や図版がレイアウトのどこに入るのかを、同じ番号などでわかりやすく指定すること。「合い番をふる」などと使う。
赤字(あかじ)
校正時に入れる訂正や補筆などの指示のこと。通常、目立つように赤い文字で書くことからこう呼ばれる。
遊び紙(あそびがみ)
見返しと本文の間などにはさまれる、印刷がされていない紙。装丁のひとつとしてはさむ場合が多い。 アタリ(あたり) 写真や図版などの大きさ、位置、カタチなどの目安にするため、レイアウトに仮に入れておく代用画像のこと。
裏うつり(うらうつり)
印刷時、インクが乾かないうちに重ねたことでほかの紙にインクが写ってしまうこと。または、印刷した紙の裏面に文字や写真が透けてしまうこと。
AB判(えーびーばん)
本の判型のひとつ。210×257mm。A判の長辺とB判の長辺を組み合わせたもので、ワイド判とも呼ぶ。
エンボス(えんぼす)
文字や絵などを浮かばせる印刷加工のこと。
奥付(おくづけ)
本の最終ページにつける出版情報のこと。書名・著者・スタッフ・発行者・印刷者・出版 年月日などを記す。
帯(おび)
おもに販売促進の目的で、表紙やカバーにプラスしてかける紙。名前の通り、本に巻きつける帯状のもの。キャッチやコピーや推薦文などが刷られている。
折(おり)
製本の工程で、大きな紙に複数のページを印刷し、それが正しいページ順になるように折りたたむ作業。また、その折りたたんだものを本の中身を構成する一単位として「1折、2折」などと呼ぶ(折丁)。
解像度(かいぞうど)
画像の精細さを表すもので、単位は「dpi」。数値が大きいほど精度の高い画像になる。印刷物の場合は、原寸サイズで350dpiの解像度が必要の目安。
型抜き(かたぬき)
オリジナルの型をつくって、印刷物を好きなカタチに型抜きする加工。型代と枚数ごとの加工費がかかる。
角丸(かどまる)
印刷物の角を丸く切り抜く加工。どのくらいの丸みになるかは半径(アール)のサイズによって左右される(印刷所によって、対応できるサイズは異なる)。
カバー(かばー)
装丁のひとつとして、本にかけてあるブックカバー。リトルプレスやZineにおいてはかけることは少ない。
菊判(きくばん)
本の判型のひとつ。151×220mm。菊判の原紙(636×939mm)を16折り裁断したサイズで、A5判よりやや大きい。
化粧断ち(けしょうだち)
製本後の印刷物をきれいに裁断してそろえること。セルフ製本ではとくに、中綴じの小口がふぞろいなときに化粧断ちをするケースがある。
校正(こうせい)
印刷する前段階で、印刷物の内容に間違いがないかを確認し、修正を入れる作業のこと。また、色の再現性を確認するための校正については「色校正」と呼ぶ。
裁断(断裁)(さいだん)
印刷物を切る作業のこと。印刷業界では「断裁」と呼ぶことが多い。
サムネイル(さむねいる)
画像や印刷物のページなどを、縮小表示したもの。多数のファイルを一覧したり、ページ全体を見通すときに使われる。
書体(しょたい)
文字の体裁のこと。明朝体、ゴシック体などに分類され、さまざまな種類がある。
四六判(しろくばん)
本の判型のひとつ。188×130mm。四六判の原紙(788×1091mm)を32折り裁断したサイズで、A5判より小さい。
製版(せいはん)
印刷工程のひとつで、「版」をつくる工程のこと。
装丁(そうてい)
カバー、表紙、見返し、扉、帯などをデザインし、本としての体裁を整えること。
台割(だいわり)
印刷物のページ構成が一目でわかるようにつくられる一覧表のこと。決まった書式はないが、とくに印刷所とやりとりする場合は折やカラーなども記入して間違いがないように管理する。
断ち落とし(たちおとし)
写真や図版などを、ページ(印刷面)いっぱいにレイアウトして印刷すること(つまり仕上がりに余白が出ない)。実際のページの仕上がりより3mmずつはみ出させてレイアウトをつくり、製本時に裁断してずれがないようにすることから、断ち落としと呼ばれる。
タテ目・ヨコ目(たてめ・よこめ)
紙の繊維の方向を表す。紙の種類によって、タテ目かヨコ目かは異なる。冊子の場合はタテ目にするなど、用途によって最適な方向がある。
丁合(ちょうあい)
製本時に、印刷したページを順番通りに並べ、1冊ずつに集める作業。
通販印刷(つうはんいんさつ)
または印刷通販。ウェブからの入稿に対応し、仕上がりが宅配などで届く印刷サービスのこと。
束(つか)
本の厚み。
束見本(つかみほん)
本文や扉など、実際の仕上がりと同じページ数で製本した白紙の見本のこと。
塗工紙・非塗工紙・微塗工紙(とこうし・ひとこうし・びとこうし)
紙のコーティングを表すもの。本来、紙の表面はざらざらで光沢がない。その状態を「非塗工紙」という。紙の表面にコーティングをしたものを「塗工紙」、わずかなコーティングをしたものを「微塗工紙」という。
扉(とびら)
本のなかで、内容のはじまりにつけるページのこと。本のはじまりにつける「総扉」、章のはじまるにつける「章扉」などがある。
トレーシングペーパー(トレーシングペーパー)
本来は透かして複写するために使う、薄い半透明の紙。
トンボ(とんぼ)
裁断などの目安のために、版下の角、天地、中央などにつける目印のこと。
ニス(コーティング)(にす)
印刷物の表面をニスで保護する加工。表紙などに、キズや汚れがつくのを防ぐ。
ノンブル(のんぶる)
ページ数のこと。
箔押し(はくおし)
おもに表紙のタイトル、図版に、金銀などの箔(薄くのばした金属)を転写する加工のこと。
ハトロン判(はとろんばん)
紙の規格のひとつ。900×1200mm。
版(はん)
印刷の際に、インクを紙に写すための元になるもの。
版下(はんした)
製版に適した状態につくられた原稿のこと。
版ずれ(はんずれ)
2色以上を刷る場合、各版がずれて印刷されること。版ずれがあると、文字や図版の輪郭がはっきりしなくなる。
版面(はんめん)
ページのなかで、文章や図版を入れる範囲のこと。はんづらともいう。ノンブルなどは図面の外の余白(マージン)に配置する。
PP加工(びーぴーかこう)
印刷物の表面を保護するほか、視覚的効果をあたえるためにする加工。ツヤ感をあたえる「クリアPP(グロスPP)」と、マット感をあたえる「マットPP」がある。
表紙(ひょうし)
本の表の部分。カバーがかけてある本の場合、本来はカバーをとった本体の外側を表紙と呼ぶ。
別丁(べっちょう)
本文とは別に差し込んだり、綴じ込んだりする印刷物のこと。
見返し(みかえし)
表紙をめくった後にある、表紙と本文をつなぐ2ページ大の紙のこと。表紙と本文のつながりを補強するためにつけられる。
面付け(めんつけ)
印刷をするときの都合にあわせて、ページ順を配置する作業。
ラフ(らふ)
全体の構成を考えるときや、デザイナーにレイアウトを指定するときに書くスケッチ。ラフスケッチ、ラフコンテとも呼ばれる。
ろうびき(ろうびき)
紙の表面にろう(蝋)を塗ること。あらかじめろうびき加工された紙が販売されているほか、材料をそろえて自分で加工することもできる。
割り付け(わりつけ)
文字や写真やイラストなど、原稿の素材を、ページ内におさまるかどうかを考えながらあてはめていくこと。レイアウトともいう。

簡単な感じなのに読めないことアリ…

改めて、目で見て漢字は分かっていて、その意味を知っているのに、読めない、というのが未だにいくつかあった…。
ま、そんなことは大したことではないが、いつか、この手にあるプリンターでプリントアウトした冊子を印刷会社で紙にこだわって印刷したい熱は消えていない。どうやって資金を集まるかが最大の課題。