(写真は公式サイトより)
2023年8月中旬、Z fc の後継機、Z f のフルサイズ機が8月下旬に発表される噂があることを教えてもらった。Z fcより高額になることと本体が重くなることは容易に想像できたので、Z fcを購入したわけだけど。
それから、Z fはなかなか発表にならず、いつになるのかなと待っていたら、その日は突然訪れましたw
細かい仕様や詳細については、公式サイトを参照していただくとして、ここでは外観の写真で比較してみる。
Z fc と Z f の外観はかなり似ている
パッと見たところ、機能配置はほぼ一緒と考えてよいかな。
まずは、軍艦部から比較してみる。
Z f には、動画・写真の切り替えレバーに、新たにB&W(ブラック&ホワイト)のモノクロで撮影できるモードが追加されている。
ISO
Z fcは、高感度で51200の次はH1(ISO 102400相当)とH2(ISO 204800相当)と二段階あるが、Z fでは、51200の次は「c」となっている。51200の次のステップ数を決めることができるらしく、仕様には「ISO 100に対し約0.3、0.7、1段(ISO 50相当)の減感、ISO 64000 に対し約0.3、0.7、 1段、1.7段(ISO 204800相当)の増感」と書かれている。回す方向で減感、増感が切り替わるのかな?まさかね、これは実機で確かめたい。「感度自動制御が可能」とも書かれている。つまりは、c に ISO AUTO を設定できる、ってことかな?これも確かめたい。まぁ、AUTO使わないのだけど。
シャッタースピード
Z f には、1/4000 の次の 1/8000 が追加されている。
Z fcを使っていて、ISO最小、シャッタースピード最速にしても明るすぎて、仕方なく絞ることがある。
これが、Z fになると、ISO100→50、シャッタースピード1/4000→1/8000、と進化したのはかなり嬉しい。
続いて背面。
機能に関する配置は一緒。違いはファインダー/モニターの切り替えボタンの位置が変わってるところかな。
正面。機能に関する配置は一緒。
外観比較は以上。
実際の材質やサイズ感は実機を触ってみないことにはなんとも比較できないが、APS-C機からフルサイズ機になっていることはもちろん、中身は相当な進化がある。
Nikonは風景や山な自然に強い印象が勝手にあったが、Z fcを手にして、その印象が一気に払拭されている。もしメイン機をまだ持っていなかったり、現在のメイン機に不満があったとしたら、Z f を候補にするのは全然アリだなと今なら思う。
とりあえず、2023年9月22日10時より予約販売開始、10月発売、とのこと。
量販店の店頭で実機に触れるのが待ち遠しい!