プロジェクト設定と環境設定について詳しく解説されている情報がなかなか見つからないので、要所要所で知り得た情報を更新していきます。
プロジェクト設定
プリセット
「guestデフォルト設定」を選択して保存すると、次の起動から保存した内容が反映されるので便利。
マスター設定
タイムラインフォーマット
タイムライン解像度 | プロジェクト全体で使う解像度。素材の解像度とは関係ない。最終的に書き出す解像度。作業の途中で解像度を変更することができる。 |
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ピクセルアスペクト比 | |
タイムラインフレームレート | 24フレームレート(シネマ・映画) 30 or 60フレームレート(YouTubeなどネット配信) (インターレース処理を有効化する場合は、放送用の場合にチェックを入れる) |
再生フレームレート |
ビデオモニタリング
ビデオフォーマット | |
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SDIコンフィギュレーション | |
データレベル | |
ビデオビット深度 | |
モニタースケーリング |
最適化メディア&レンダーキャッシュ
プロキシメディアの解像度 | |
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プロキシメディアのフォーマット | |
最適化メディアの解像度 | |
最適化メディアのフォーマット | |
レンダーキャッシュのフォーマット | エディットのタイムラインでエフェクトをかけた場合の処理後の画質。重いエフェクトの場合に解像度を低くすることで処理負荷を下げることが期待できる。書き出し時には、書き出しの詳細設定で「レンダーキャッシュしたイメージを使用」にチェックを入れない限り、デフォルトでは使われることはない。あくまで編集用 |
作業フォルダー
「環境設定」>「メディアストレージ」の一番上の設定がデフォルト反映される。
フレーム補間
イメージスケーリング
カラーマネジメント
カラースペース&変換
カラーサイエンス | DaVinci YRGB Color Managed(プロジェクト全体でカラーマネジメントできる状態となる。クリップを右クリックした際に、入力カラースペースを選択できるようになる) |
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Resolveカラーマネージメントプリセット | DaVinci Wide Gamut(ダビンチオリジナルのカラースペース。どんな素材もこのスペース内に入るようになっている) |
出力カラースペース | 書き出し時やビューイング時のカラースペース。ビデオの最もポピュラーな設定は「Rec.709 Gamma 2.4」。 |
一般オプション
カメラRAW
キャプチャー・再生
字幕
Fairlight
環境設定
大きく分けて、「システム(OS全体の設定)」「ユーザー(ログインするユーザーによって設定が変わってくる)」と二つ設定がある。
●システム
メモリー&GPU
メディアストレージ
メディアストレージストレージロケーション
素材を参照する場所。「追加」で複数設定することも、外部ディスクを参照するように、チェックボックスを有効にすることも可能。
一番上を何にするかが重要(ギャラリースチルやキャッシュファイル、プロキシファイルのデフォルトの置き場所になる)。
デコードオプション
ビデオ&オーディオ入出力
ビデオプラグイン
オーディオプラグイン
コントロールパネル
一般
インターネットアカウント
アドバンス
●ユーザー
UI設定
プロジェクトの保存&ロード
設定のロード
設定の保存
「ライブ保存(ワンアクションごとに上書き保存する)」と「プロジェクトバックアップ(設定したタイミングごとにバックアップする)」にチェックを入れることで、万が一フリーズしたりクラッシュしたりしたときに復元できる。
編集
新規タイムライン設定
自動スマートビン
「メディアプール」のスマートビン内に表示される。クリップにメタ情報を埋め込んで仕分けするときに便利。
たとえば、「自動スマートビン:キーワード」にチェックを入れておくと、「メタデータ」でクリップのキーワードを入力した際に、自動でそのキーワードがメディアプールのスマートビンのキーワードにそのキーワード名が自動で追加される。
一般設定
標準トランジションの長さ(エディットのタイムラインで選択したクリップで、command + t をしたときに挿入されるトランジションのフレーム数/秒数)
プリロール時間/ポストロール時間(「/」で周辺再生した際の前後のフレーム数/秒数)
ファストナッジのデフォルト値(エディットのタイムライン上の選択したクリップで、Shift +「,」「.」を選択した際の移動フレーム数)