セマンティックなページ(構造化されたページ)を制作する際に、microdataを使うことが多かったが、とにかくコーディングが面倒、というわけで、JSON-LDにシフトすることにした。
Googleが「構造化データ マークアップ支援ツール」という便利なツールを公開しているので、これがあるということは、GoogleはJSON-LDをサポートしており、検索結果に反映されるはず、と都合のよい解釈をしたいと思います。
飲食店の場合の記述サンプル
microdata
該当テキストにコーディングを追加します。
<span itemscope itemtype="http://schema.org/Restaurant"> <span itemprop="name">店の名前</span> <span itemprop="image">店の代表画像URI</span> <span itemprop="url">ホームページのURL</span> <span itemprop="email">メールアドレス</span> <span itemprop="telephone">電話番号</span> <span itemprop="address" itemscope itemtype="http://schema.org/PostalAddress"> <span itemprop="postalCode">郵便番号</span> <span itemprop="addressCountry">国名</span> <span itemprop="addressRegion">都道府県</span> <span itemprop="addressLocality">市区町村</span> <span itemprop="streetAddress">番地、号</span> </span> </span>
JSON-LD
headタグ内に追加します。
<script type="application/ld+json"> { "@context" : "http://schema.org", "@type" : "Restaurant", "name" : "店の名前", "image" : "店の代表画像URI", "telephone" : "電話番号", "email" : "メールアドレス", "address" : { "@type" : "PostalAddress", "streetAddress" : "番地、号", "addressLocality" : "市区町村", "addressRegion" : "都道府県", "addressCountry" : "国名", "postalCode" : "郵便番号" }, "url" : "ホームページのURL" } </script>
余談: Googleオーガニック結果
とあるお店の移転時に新規サイトを制作したのですが、その際にGoogle Mapsに移転による修正を依頼したところ、Googleの検索結果は閉業扱いとなり移転先の情報が反映されない、という最悪のケースが発生してしまいました。新規で用意したURLは検索結果に反映されているのに、そこで表示されている住所は移転前のもの・・・。どういう仕組みでそうなってしまうのか不明ですが、かなり困っています。とりあえず食べログやぐるなびのメジャー飲食店サイトの修正が完了し、新規サイトのほうもセマンティックに修正したところです。
閉業扱いが解除されるのは、いつになることやら・・・。追って、Google Mapsには修正依頼を続けたいと思います。