制作ブログ 映像制作カメラトークFX3、予約購入しました!

FX3、予約購入しました!

CPプラス2021にオンライン参加して、たくさんの作品や貴重なトーク、撮影テクニックを知ることができて、創作意欲に溢れることができました。
そして最終的に、動画用カメラFX3を予約購入しました。

前回「動画用カメラを選ぶなら〜CPプラス2021〜」という記事を書きましたので、よかったらそちらもご覧ください。
動画用カメラを選ぶ〜CPプラス2021〜

英語学習のために英語日記をYouTube配信しているのですが、そちらでもFX3を予約購入したことについて触れています。よかったら暖かい目でご覧ください。
https://youtu.be/4aGQ_sj8rS8

それでは本題です。今回の記事を通して、似たような境遇の人が何かしらのカメラを購入するきっかけになったら嬉しいです。

時を、α7Siii が発売したときに戻そう

2020年10月、α7Siiiが市場に出たとき、カメラガジェット系のYouTuberたちの多くは「買い」と評していました。発売されて数ヶ月しか経っていませんが、評判の良さは続いていますし、ネガティブな発言は聞きません。ぼく個人としては、いいなぁという憧れはありましたが、購入しませんでした。理由は2つあります。

  1. 45万という価格
    今のぼくには高額すぎます。ぼくのメインカメラα7IIIを2台買えると思うと、やるせない気持ちになって、諦めは早かったです。
  2. どうせならGMレンズ
    作例を見るほど、このカメラを活かすには、Gレンズでは物足りず、GMレンズが必要だろうなと感じました。

というわけで、α7Siiiの性能に近いコスパ最強モデル、α7IIIの後継機を期待して待とう、という結論に至りました。

フラッグシップモデル、α1

その後、2021年1月27日に発表されたα1は、もはや雲の上の存在、別次元のカメラだったので、作例を見るだけで満足できました。
にわかを寄せ付けない圧倒的なオーラ、90万弱のフラッグシップとしての佇まい。見事としか言いようがありません。

CPプラス2021開始直前に発表になった、FX3

さらに、2021年2月24日、αを継承したシネマライン、という位置付けでFX3が登場しました。
ネットで調べてみると、このFX3の性能はα7Siiiとほぼ一緒という情報が飛び交い、シネマラインを利用していたガチ勢の方々からはシネマラインを継承した機能があまりにないことへの指摘がありました。

ここまで自分の考えがまとまっているなら、FX3の購入も見送り、α7IIIの後継機を待つ、というのが妥当な選択のはずです。それなのに、なぜFX3を購入したのでしょうか。

衝動

冒頭に書きましたが、CPプラス2021というイベントは、現役で活躍されている方々の作品に触れ、現場のお話しをたくさん聞けます。各メーカーのナレッジを共有していただけることで、新たな可能性が見つかります。つまりは、創作意欲が掻き立てられるです。

そして「α7IIIの後継機がでたら」というフレーズを発している時点で自分自身への違和感が募りました。まるでそれがあれば世界が変わるような錯覚を抱くのはやめようと思い、現時点への言い訳は捨てようと決めました。

あらためて、α7Siiiを考えてみる

現在、α7IIIをメインカメラとして、写真も動画も兼用しています。それが不便に感じることがあり、写真用と動画用は分けたいと思っていました。サブカメラを何台か買い替えましたが、結局メインカメラのみでの使用がほとんどでした。
もしα7Siiiを選んだら、α7IIIと同じように写真も動画も併用して、α7IIIは完全なサブ機となり、ほぼ使わなくなるのではと懸念しました。それは全く望んでいないので、やはりα7Siiiの選択肢は除外しました。

そして、あらためてα7SiiiやFX3以外の他社メーカーも含めていろいろ検討しました(その辺りの詳細は、前回の記事と重複するので割愛します)。
動画用カメラを選ぶ〜CPプラス2021〜

2つの最終候補、FX3とS5。そしてズームレンズ。

最終的な候補として残ったのが、SONY FX3 と LUMIX S5。レンズは、これまで単焦点レンズしか使っていませんが、今後、積極的に動画撮影することを考え、ズームレンズがあると機動力が増すと考え、ボディとレンズの同時購入を検討しました。

F値が4通しの場合、

  • LUMIX S5 + S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.(S-R24105)
    およそ39万(2021年3月調べ)
  • SONY FX3 + SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS
    およそ60万(2021年3月調べ)

F値が2.8通しの場合、

  • LUMIX S5 + S PRO 24-70mm F2.8
    およそ52万(2021年3月調べ)
  • SONY FX3 + SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN
    およそ55万(2021年3月調べ)

F2.8通しの方がもちろん良いのですが、SONYであれば、SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM がありますが、レンズが重いので持ち歩くには厳しいと判断し、候補から除外しました。一方、最近発表されたばかりのSIGMAレンズは気になります。

LUMIX S5とSONY FX3はほんとうに悩みました。
悩んだ結果、SONYを選びました。明確な理由はありません。SONYを使い続けているからというソニー信者的な理由もあります。ネット上では、FX3は、α7SiiiやS5ほどポジティブに取り上げられておらず、そもそも話題として取り上げられていません。でも、今現在取り上げられている以上のポテンシャルがFX3にはあるように感じています。理由はありません。ただそう感じているだけで、それを確かめたいです。

SONY FX3 + SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS

レンズはSIGMAにしようか迷いましたが、アートシリーズではなくコンテンポラリーシリーズだったので、しばらくみなさんのレビュー動画を待ちながら様子をみたいと思います。一方、純正の定番ズームレンズSEL24105Gは、FX3の上位機種FX6のレンズキットでもあり、またロングヒットしているレンズなので間違いないかなと判断しました。
というわけで、最終的にぼくが購入したボディとレンズの組み合わせは、SONY FX3 + SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS となります。

こんなことを連日連夜、ときには眠れなくなる夜を過ごしながら、CPプラス2021をきっかけにずっと考えていました。
それでは、FX3が12日に到着するのを楽しみに待ちます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。