Webサイトの役割を「見込み客獲得」や「売り上げ獲得」とした場合、サイト名を企業名にしてしまうともうからないことがある。
サイト名が企業名でもOKなのは、大企業であるか、広告予算が大きい場合のみ。小企業や広告予算が少ない場合、サイト名が企業名だと不利なのだ(大企業がサイト名まで考えて作っていると鬼に金棒である)。
本にたとえてみよう。
著者が有名であれば、そのタイトルに関係なく、「あの人の作品だ」ということで手にする可能性は高い。しかし、同じタイトルであっても、よく知られていない著者であれば、タイトルに魅力がなければ読んでみたいとは思わない(最近は帯に書かれる宣伝文句が売り上げに大きく影響すると言われている)。
つまり、サイト名は企業名(=よく知られていない著者)ではなく、「そのサイトを見てみたい」と思える内容でなければならない。
成功例(サイト名と会社名を比べると一目瞭然)
- がっかりカーテン撲滅運動(店舗名:カーテンウエキ)
- 固定客化推進プロジェクト(企業名:イズ・アソシエイツ)
- R25(企業名:リクルート)
- ケイコとマナブ.net(企業名:リクルート)
サイト名を成功させるための必要条件
- 顧客にとっての認知力
- 発信情報の質
- ポジションの確率
条件を満たすためのステップ
- ほかと差別化できそうで、提供できる便益に関連するキーワードをピックアップ
- それらのキーワードの関連キーワード調査
- さらにそれらを元にキーワードを発想させる
- 候補を絞り、語感・リズムなどを編集し、サイト名を決める