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SEOとドメイン変更 → 301リダイレクト!

ドメインを変更する場合、GoogleやYahooの検索ボックスを利用した際に表示される順位が下がってしまうのでは!?と不安になる。
そんな不安を消してくれる検索エンジン対策が、「SEO ドメイン変更」「SEO 301」「リダイレクト SEO」とかで検索すると該当する記事がたくさん見つかって、紹介されていた。

レンタルサーバ「heteml」でドメイン変更

.htaccess
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^www.olddomain.com
RewriteRule ^(.*) http://www.newdomain.com/$1 [R=301,L]

できた!以上。
なのですが、ググったときの備忘録。

301リダイレクトによるサイト移転時に知っておくべきこと

知識編

海外SEO情報ブログ「301リダイレクトによるサイト移転時に重要なTIPSほか、気になる最新SEOのQ&A」は、すごくタメになる。2013年5月23日にGoogle+でGoogle社員のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が開いたウェブマスター向けハングアウトに参加された方の記事なので超リアル!
この記事で注目した点を列記しておく。

  • 処理が2ヶ月以上かかることがある。
  • サーバーを移動した場合(URLを変えずにサーバーだけを移動するときも)は、適切なクロール頻度に落ち着くまでに時間がかかることがある。
  • 復数のリダイレクトを繰り返すときは、必ずすべてに301リダイレクトを使う(途中に302リダイレクトを挟んではいけない)。
  • リダイレクトするURLをrobots.txtでブロックしてはいけない(Googlebotがリダイレクトを知ることができないため)。
  • 301リダイレクトが最も推奨される手段だが、301リダイレクトが使えないときの代替手段
    1. rel canonical
    2. JavaScriptリダイレクト
    3. meta refresh (勧めない!)
  • 移転が完了したあとも、301リダイレクトは可能な限り保持しておく(90日たてば評価が受け継がれるので解除してもいいなんていうのは明らかに間違い)。
  • ソーシャルメトリック(いいね!やツイート、Pin、+1など)がランキングに与える影響は依然として実験中。

ほかの記事で注目した点

  • ドメインを移転したときは、301リダイレクトの実装とともに「Googleウェブマスターツールのアドレスの変更」機能も併せて利用するとGOOD。

記述編

.htaccess
条件:Apacheを使っていて、Mod-Rewriteをサポートしている必要あり。
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^www.old.com
RewriteRule ^(.*) http://www.new.com/$1 [R=301,L]
.htaccess(未調査)
条件:Apacheを使っていて、Mod-Rewriteをサポートしている必要あり。
Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteRule (.*) http://www.new.com/$1 [R=301,L]
.htaccess(未調査)
条件:Apacheを使っていて、Mod-Rewriteをサポートしている必要あり。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(old\.com)(:80)? [NC]
RewriteRule ^(.*) http://www.new.com/$1 [R=301,L]
[NC] – 大文字小文字を区別しない。
[OR] – いずれかのRewriteCondにあてはまる場合にRewriteRuleを適用。[OR]を明示しない場合、自動でANDになる。
.htaccess(未調査)
Mod-Rewriteをサポートしていない場合。
Redirect 301 / http://www.newdomain.com/
php
header( “HTTP/1.1 301 Moved Permanently” );
header( “Location: http://www.new.com/abc.html” );

用語編

301リダイレクト(恒久的な移動)
元の場所にあったページはインデックスから消えて、代わりにリダイレクト先のページが置き換わる。
リンクの評価なども、ある程度引き継ぐ為、評価を大きく下げずに移転する事が可能。
302リダイレクト(一時的な移動)
元のページはインデックスされたままで、リダイレクト先のページへの評価の移動もされない。
良くないケース
たとえばECサイトの事例で、廃番商品のページに302リダイレクトを設定し、トップページへ移動する。
改善例
カスタム404エラーページを作成し、何らかの説明をした上でユーザーに選択させる。
ペンギンアップデート
Googleが検索結果スパムやGoogleのガイドラインに違反して故意に順位上昇させようとしているサイトの排除を目的とした新しいアルゴリズム
ペンギンアップデートの適用により順位が下落したサイトの特徴

  • SEOをテクニカルに過剰施工したサイト
  • Database Drivenなサイト(Press Portal、News Aggregatorなサイトも)
  • 同一テンプレートで作ったサイト(heavily template based websites)
  • 他サイトのコンテンツをかき集めて加工しただけの意味のないサイト
  • 検索利用者にとって意味のないディレクトリやリンク集
  • SEOリンク構築目的のブログネットワーク
  • 外国語サイトへの被リンク設置
  • テンプレート化されたリンク集を、様々なサイトに張りつける手法
  • 1行文章紹介
  • 品質が低い、またはシンジケーション展開型ディレクトリ
  • 内容が乏しいページからのリンク