9
APR
2023

Highly Sensitive Person

(当時47歳)

なんだか泣けた。

心臓がギュッと締め付けられる感じ。
この感覚は久しぶりだ。

Highly Sensitive Person(HSP) を知り、その特徴を見ると、まるで自分そのものだったのだ。

実際には専門家の診断が必要だが、自己診断では、HSPの可能性ありと断言できる。
ちなみに、HSPには下記のような特徴があるとのこと。

・深く感情移入することができる。
・騒音、匂い、光、温度の変化など、あらゆる種類の刺激に対して敏感である。
・新しい環境に慣れるまで時間がかかる。
・繊細で傷つきやすい。
・経験に対する反応が強く、心の中で深く考える傾向がある。
・人間関係において、相手の感情やニーズに対して敏感であり、それを理解しようとする傾向がある。

さらに、こう続く。

・良心的で正義感が強い傾向がある。
・ネガティブな情報や出来事に対して敏感で、心を乱されることがある。
・緊張しやすく、高ストレスの状況下ではパニックを起こすことがある。
・繊細で創造的な才能があることが多く、芸術分野での才能が発揮されることがある。
・深い内省力を持ち、人生の意味や目的を考える傾向がある。
・大勢の人と過ごすよりも、少人数で過ごす方が落ち着く。

なんということだ、すべてに当てはまり、まるで自分の半生を投影できそうな特徴ばかりだ。

ぼくはぼく自身を理解するまで、何度も入退院を繰り返して、ようやく前回の3ヶ月近くの入院闘病中に悟ったストレスに対する対処法を学ぶことができた(もしくは歳を重ねたことで学べた要素もあるかもしれない)。

数年前に、あるイベントで自主映画制作のキャスト募集というブースを出させてもらって、すぐ隣りでは占いブースがあった。普段はまったく興味がないのだけど、同じ参加者ということで、空き時間に行ってみた。
結果、自分のことを言い当てられすぎて、無意識に涙が溢れたことがある。悲しみや感動からではない。感情が揺さぶられることのない、不思議な感覚だった。

今もその感覚に近い。
今も心臓がギュっと締め付けられた状態で、これを書いている。

HSPの特徴として書いたこと、それらから離れようとして、同時にそれを求めてしまう矛盾。
どうやら、HSPは生まれつきの性格の一つと考えられていて、病気ではないのだから治る、治らないという話しはない。
でも自覚することで向き合うことはできる。

ぼくの永遠のテーマは「孤独と共存」なのだけど、その因果関係を知ったような気がする。

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